葛桜の薬膳効果

薬膳への道

桜なのに何故?と思いましたが初夏の水菓子になります。

餡を透明な葛で包んだ葛饅頭を、本来は塩漬けの桜の葉で包みます。(塩漬けの桜葉にはクマリンという物質が作られ抗菌作用が期待できるそうです。)

涼やかな見た目と共に、葛や小豆の食薬としての効能もあるお菓子です。

葛…涼/辛甘、脾胃、発表解肌/昇陽透疹/解熱生津

小豆…平/甘酸味、心小腸、利尿除湿、解毒排膿

砂糖…平/甘、脾胃、潤肺生津消痰/緩急止痛/解酒和中

湿気の多い夏、身体に溜まった余分な水分と熱を外に出し、湿で弱った脾を労る知恵ですね。

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